[攻略]スパイクの性質 [攻略]

近況
無題.jpg
念願のSC-41!
外したとこは 3Hの船の上ポジからラフ足し忘れだけです┐(´-`)┌
例のごとく放送で出ました!
これでSCはサイレントはほぼ積まなくても攻略できるということの
証明になったような気が(?)して嬉しいです\(^o^)/




ということで、久しぶりのまともな攻略記事です!
最近スパイクについてよく聞かれるので今回記事にしてみようと思いました

それではさっそく書いていきます


スパイクの利点
①SPに対して横ズレにむらが少ない
②SP計算が意外と簡単
 (SPの伸び幅にむらがない、縦風計算が楽)
③ラフ影響を無視できる
④実は理不尽な高低差に強い
⑤邪魔な障害物を避けられる


スパイクの欠点
①横ズレがでかすぎる
 (風角度読みを細かくしないといけない、データの正確さが求められる)
②パンミしたときのリカバリーが大変




それでは利点から詳しく考察していきます

①横ズレにむらが少ない
スパイクショットは、トマホークショットに比べて横のずれにむらが少ないです
と、いうのは、トマホークだとSP80%と100%の1mに対する横ズレの差はかなりありますが、
スパイクショットはトマホークほどないということです
大体1Wトマホークだと 約2.5ゲージ ほどのずれが生じると思われますが
1Wスパイクショットだと 約0.8ゲージ ほどしか差が生じません
というのも、これはSPで考えた場合です
参考程度に自分の飛距離での残り飛距離250yと280yの横ズレを比較してみると

残り飛距離250yと280yとの1mに対する横ズレの差
1Wトマホーク:約1.2ゲージ
1Wスパイク:約0.5ゲージ

と、まぁ、トマホークにくらべてムラは大体3倍ほどないということになります
ゆえに、横ズレがムラがなく、より覚えやすいという利点があります
(上数値はあくまでも参考であり、パワーによって比較数値は変動します)

また、スパイクは、1yに対する伸び幅が少ない、という点でも非常に覚えやすいショットとなっています
どういうことかといいますと、80%の横ズレと90%の横ズレの比較と90%の横ズレと100%の横ズレの比較はほぼ一致してるということです
ゆえに、スパイクというショットは、トマホークと違い横ズレが、
SP換算の場合5%おき、残り飛距離換算の場合10ヤードおきの横ズレ
そして、どのSP帯でもいいから、1yにおける係数の伸びだけを覚えておけば
十分の精度を発揮することができるということになります

しかし、ムラがないとは言え、横ズレが一定であるとはいえないので
そこのとこは誤解のないようお願いします。


以上より、スパイクは、
『非常に暗記量が少ないショット』
ということが言えると、私は考えてます


少しばかし脱線しますが、横ズレに関することを書こうと思います
スパイクの高低差が及ぼす横影響理論はトマホークとほぼ同じです
つまり、高低差0の条件化により1mに対する横ズレに高低差影響分足し引きするだけなので、
その影響値を調べてあげるだけで結構です(トマの約2倍程度)

また、スパイクショットは他のショットと違い、

『追い風の場合は係数が大きくなり、向かい風の場合は係数が小さくなります』 これはスパイク特有の特性であり、軌道によって起こりゆる現象なので、 ここでは理論よりは結果だけを伝え、深くは書かないことにします

2013/12/29追記
以前からこのことには謎で仕方なかったのですが、ピン位置の角度とずらし後の角度の差に関係することが
最近ようやく明らかになりました

つまり、追い風の場合、ずらしが多いとその分横風成分がでかくなるということです

無題.png
(近くに置き過ぎて80%で打ってもでかいという条件ですが、めんどくさかったのでそのまま採用しました;;)

画像ではピン位置での横風成分は 5×cos37≒4.0 ですが、
ずらし後で考えると 5×cos35≒4.1
横風成分に0.1も差が生じます
この差はスパの係数から考えるとカップ1個分の差は生じる差です。

向かい風の場合も逆に、ずらしが大きくなると横風成分が小さくなるので実際にずれる横幅は小さくなるはずです。

ずらし後の角度ぴったしで計算すればいいってことでもないのですが、ずらし後近辺の角度で読んだほうがより正確であることは確かだと思います。

以上で、追い風だから係数がでかくなるのではなく、角度による問題であることを
ここで訂正させていただきます(。・人・`。)





②SP計算が意外と簡単
 (SPの伸び幅にむらがない、縦風計算が楽)

 ①でも述べたとおり、スパイクショットは伸び幅にムラが少ないショットです!
これは打つパワー(縦計算)にも言えることであって、
横ズレと同じく、5%おきの飛ぶ飛距離だけを暗記しておいても十分SPを割り出すことができます!

また縦風計算が楽というのは、トマホークショットと違って縦風係数がほぼ一定でも問題ないという点です
もちろん残り飛距離や高低差によりその数値は変動してきますが、ほぼ一定でも入っちゃうぐらいの差なので私は気にしておりません
私の場合は、縦風に追い風の場合は風を1.2倍、向かい風の場合は1.3倍して残り飛距離に足し引きしているという、
とてもシンプルな計算となっております
(あくまでも参考数値であり、パワーによって影響値は違いますので、自分で調べるのが懸命です)


こんなでもピッタシあっちゃうぐらいスパイクショットはいい加減なショットなのです┐(´-`)┌




③ラフ影響を無視できる
スパイクショットはラフ影響を(ほぼ)受けません!
(厳密にはラフ影響はあります。しかしその影響値は微々たるもので、ほぼ無視しても問題ないと思われます)
ゆえに、85%ラフが苦手な人や、
間違えてバンカーに落としてしまったとき(75%ラフなどを引いてしまったとき)
雨で85%ラフが82%ラフになって影響がわかんなーい┐(´-`)┌  となったとき
などに有効です




④実は理不尽な高低差に強い

さて、ここからは高低差についての説明に移ろうと思います
高低差が及ぼす横影響は 「利点①」 で、すでに説明いたしたので省こうと思います

スパイクショットで一番悩ましいと思われてる縦に関して高低差の及ぼす影響値なのですが、
意外とシンプルな法則となっております


スパイクショットの高低差の影響値は、SP(残り飛距離)依存ではなく、高低差依存だと考えています

トマホークの場合、残り飛距離が遠ければ遠いほど、高低差が及ぼす影響値は小さくなりますが
スパイクの場合はすべて同じになります


どういうことかというと、高低差-10m の条件化、残り飛距離が240yであろうが290yであろうが
その及ぼす高低差影響値は同じとなります
ゆえに、高低差-10がどのくらい影響するのかだけ覚えておけば、
どんな残り飛距離でもまったく同じ影響ということになります

ちなみに高低差-10mだと、約-16y(1.6倍) 残り飛距離から引いとけば大丈夫です
ゆえに、高低差-10m条件化だと、
残り飛距離が240yであれば 224y地点、 残り飛距離が290yであれば 274y地点のSP帯で打てばよいということです

ちなみに、高低差マイナスだと、高低差の数値が大きいほど影響値係数が少なくなり
高低差プラスだと、高低差の数値が大きいほど影響値係数が大きくなります

単純に -10mが1.6倍ならば、-30mはもっと小さい倍数になり、
+5mよりは+20mのほうが倍数がでかくなるということですね

ということで、-10mの場合はいくつかけるか、-30mの場合はいくつかけるか、ということを知っておけば
どんな残り飛距離でもその影響値に当てはまるということになります

ゆえに、-10mだろうが、-40mだろうが、その高低差でどのくらい影響するのかを調べておけば、どんなひどい高低差でもある程度ならばチップが可能となります!

最近はWCというわけのわからないコースが存在するので、そこで縦の高低差影響だけでもデータを取ってみるのもいいですね!

これはあくまでも私が考えている理論なので、これが正しいとははっきりとは言い切れませんが、
私はこれで一応ある程度の精度は保ってるので、このやり方でいいと思ってます




⑤邪魔な障害物を避けられる


pangya_012.jpg

DI17Hです
ラフポジに置くとたまに木が邪魔で、
1Wトマ、3Wトマ、素BI どのショットをもってしても狙えない条件です

しかし・・・スパイクショットなら・・・・?


pangya_013.jpg
pangya_016.jpg

超えることができます\(^o^)/
ちなみに右下にテロップが入ってみえませんが、画像は風6mでのショットです


以上のように、スパイクショットならば狙える条件などが多数あります
傾斜はいいとこあるけど障害物が邪魔で狙えない・・・・
というコースホールはスパイクショットが使えるとかなりプレイングが楽になります!

実は乱気流のあるSCやWHは、スパイクがあると特することが・・・・・?┐(´-`)┌



注:1Wスパイクは非常に高い打点から狙うことができますが、
2W以下でのスパイクショットは3Wトマホークより低い打点だった気がしますので(あやふや)
障害物を避けられない場合がございます





以上はスパイクショットの利点でした

次に、欠点に関して詳しく考察していきます




①横ズレがでかすぎる

スパイクショットが難しいと言われる所以だと考えております
私はスパイクショットの欠点とは、ほぼ横ズレがでかすぎる、という点だけだと考えております


スパイクショットは、横係数が大きすぎる、高低差の横影響値がでかすぎる、がゆえ、
風角度、細かい計算、横ずらしの正確さが非常に求められます

風角度を正確に求めたりや細かい計算をこなすのは非常に難しいですが、
その分、利点でも書いたとおり、スパイクショットは横係数にムラがないため、
横係数を割り出すのは、さほど難しくはないし、誤差もそんなにでません

ゆえに、角度と計算にさえ自信があれば、ある程度の精度は誇れるショットとなります

また、横風成分が7mあたりを越えてくると、Del+0ズラシだとずらせない量の横ズレになってくるので
モカずらしなどでずらさなくてはなりません
その場合、拡大率も非常にでかいので、ちょっとずらしミスをするだけで入らなくなるのが欠点です


でも以上のことは他のショットでも言えるし、
また、微風であれば、風角度や計算や横ずらしなどは、さほどの妥協はできますので
暴風時だけ注意すればいいということになります




以上をもちまして、スパイクの性質の説明は終わりです!
まとめますと、極めればトマホークと、精度的な問題はさほど変わらないようになります!

私は風角度があまり得意ではないので、暴風時のスパイクショットはほぼ真横や得意な角度以外はあまり自信を持って打てないのですがね
┐(´-`)┌



欠点②のパンミしたときのリカバリーが大変というのは、30y~50yの6IBIができればカバーできますし、
パンミをしなければ問題ないので、そんなに重く考える必要はないと思ってます\(^o^)/
大事な場面では少し怖いですけどね;;;





最後に、参考までに、
私が障害物が邪魔だけどスパイクなら問題なかったり、
残り飛距離が遠いけど高低差がマイナスでスパイクを打ってる
HIOを狙える以外のコースホールのオススメのポジションを紹介しておきます



西18H
pangya_006.jpg
ワンオンやHIOを狙えるホールですが、チップ狙いだと崖の間を狙っていく感じなのですが
ポジショニングをミスるとトマホークだと崖に当たっちゃうときがありますが、
それでもスパだと通過する場合があるので、私はチップを狙うときはスパイク固定でやってます



EV2H
pangya_007.jpg
木と岩の間に置きます
大体残り飛距離300yよりちょっと少ないぐらいで高低差-17mぐらいの条件になります
孤島に置くよりは傾斜が非常によく、ポジにおければ暴風でもかなり安定してます
不安な方はここに置いてサイレントでいいと思います┐(´-`)┌



西W7H
pangya_008.jpg
普通に飛距離276あたりの人だとだとトマホークが打てるポジですが、
私みたいな飛距離が260y近辺の人だと少々寄せないとトマホークは打てません
しかし、崖に寄せすぎると傾斜が悪いです
ですが、スパイクショットならゆるやかな傾斜に置き、少々残り飛距離が遠くても、
難なく狙うことができます!



SS13H
pangya_009.jpg
右からのポジはスパイク必須です
左からのポジはピラミッドが邪魔になることが多いですが、
スパイクショットならある程度の高さならば超えてくれます
これはSS1Hでも言えますね!



白W14H
pangya_010.jpg
普通はカーブをかけてポジりますが、手前ピンでやっと290y近辺という間の悪さ
寄せすぎるとスパイクが刺さってしまうので
少々遠いですが左の崖の上のカートに置いて狙うのも一つの手だと思っています
私の飛距離だと1Wスピン30トマでポジったあと、
1Wダブルパワースパイクでなんとか届きます┐(´-`)┌



BM2H、10H
pangya_011.jpg
Par3ですが番外編です
風次第では塔が邪魔でトマホークが打てない場合がありますが、
1Wスパイクだと塔の上を越えるので、塔は気にする必要がありません!



WW8H
pangya_013.jpg
3Wトマでも狙えるポジですが、残り飛距離次第では3Wトマだと届かない場合があります
しかし、1Wスパなら難なく狙うことができます(*´σー`)



DI9H
pangya_014.jpg
普通はカーブトマホークで火山にあて、2打目を狙うホールではありますが、
実は素で火山に当てても、上の場所へ落ちてそこそこいい傾斜に落ちる場合があります!
山があって超えなさそうにみえますが、1Wスパイクなら普通に超えてくれます



DI17H
pangya_015.jpg
利点⑤でも用いたホールです
「障害物が邪魔で狙えない\(^o^)/」となった方も多いのではないでしょうか?
スパイクなら問題ありません(*゚ー゚*)



以上が私がよく使ってるスパイクポジです!
まだまだいろいろありますが、きりがないのでこの辺にしておきます┐(´-`)┌
DIは85%ラフにいい傾斜が多いので、よくそこにおいてスパイクで打ったりしてます




以上でスパイクに関する考察を終えたいと思います!
この記事を読んでスパイクを打つ人が増えてくれるとうれしいです(´ー`)

今後とも、何か書くことが見つかったら攻略記事を書いていこうと思いますので
よろしくお願いします\(^o^)/


でわでわ~!



追記
・風角度読み①: http://jun-pangya.blog.so-net.ne.jp/2012-03-05 
2013/2/3に説明に付け足しを加えました
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れーざー

参考にさせてもらいます。
by れーざー (2013-02-04 08:03) 

ジュン_Kr

れーざーさん>
れーざーさんほどの打ち手なら、
逆に教えをいただきたいぐらいです(◞‸◟)
by ジュン_Kr (2013-02-07 00:06) 

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